郷照寺
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香川県:NO78
(七十八番札所) 仏光山郷照寺 時宗 本尊:阿弥陀如来
香川県綾歌郡宇多津町西町東1435
仁治四年(1243)この郷照寺に配流されて来た高野山宝光院の僧道範。その道範から四十五年後の正応元年(1288)に念仏遊行の僧一遍上人が来て、永く寺にとどまった。一説に病気平癒のための静養であったともいわれているが、そのころから寺は時宗念仏の道場となり、一時期「道場(成)寺」という寺名をもらっていた。後の寛文四年(1664)に神奈川の藤沢にある清浄光寺を本寺として正式に「時宗」の寺となり「郷照寺」となったのはこのころのようである。天台宗の寺として開かれた鵜足津の寺も真言宗・時宗と宗旨を変えたものの四国霊場の札所として、今でも「宇多津のお大師さん」と呼ばれ、弘法大師を祀って現在に至っている。