国分寺
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香川県:NO80
(八十番札所) 白牛山国分寺 真言宗御室派 本尊:十一面千手観世音菩薩
香川県綾歌郡国分寺町国分2065
讃岐の国分寺は特別史跡に指定されている。弘法大師も幼少のころより度々この国分寺に参詣されたことであろう。旧境内は六町歩、現境内でも三町歩という広大なものである。仁王門を入ると両側に八十八ヶ所の石仏が並んでいる。そのあたりをすぎると本堂に向かって右側に、日本有数の古鐘で奈良時代の鋳造と推定される重文の銅鐘を吊った鐘楼がある。その昔、安原郷の百々淵に大蛇が棲み、近郷の人々を悩ませていた。弓の名人戸次八郎が、国分寺の本尊千手観音に「一矢あたれば、千矢の霊験あれ」と祈願して淵に行き、鐘を冠って現れた大蛇を見事に退治した。大蛇は香西の沖に沈み、鐘は国分寺に納められたという。この伝説には後日譚がある。