一宮寺
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香川県:NO83
(八十三番札所) 神毫山一宮寺 真言宗御室派 本尊:聖観世音菩薩
香川県高松市一宮607
四国遍路は、四国四県のすべての一の宮寺と国分寺を札所として参拝する。四国八十八ヶ所の成立に大きく寄与したと考えられる一遍上人の宗教が、法然上人の浄土系思想を根底としながらも、弘法大師を慕い、高野山から熊野に参籠して神の啓示を受けるなど神祇崇拝の念が深く、かつ神仏習合の宗風をもつ修験者や、全国六十六ヶ所の一の宮に法華経を納めて歩いた六十六部、奈良東大寺と諸国の国分寺建立にあずかって力のあった聖行基につらなる民間宗教者の密教系念仏聖といった宗教者によって、四国八十八ヶ所の道、すなわち四国遍路の道が踏み固められていったことが、四国四県の一の宮、国分寺がすべて札所になった理由と考えられる。