長尾寺
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香川県:NO87
(八十七番札所) 補陀落山長尾寺 天台宗 本尊:聖観世音菩薩
香川県東かがわ市長尾町西653
山門の左右に弘安六年(1283)と九年の重文の石の経塔が立っていて、歴史の古さが門をくぐる前から伝わってくる。長尾寺は聖徳太子の開創と伝えられ、のち行基菩薩が訪れて、聖観音を安置し、さらに渡唐の前に弘法大師が当寺において大業成就を祈る護摩修法をされたと伝えている。事実境内から奈良時代の七葉複弁の蓮花文軒瓦が出土している。昔は法相宗であったが、現在は天台宗に属している。四国八十八ヶ所中、伊予の明石寺、讃岐の金倉寺、根香寺につぐ天台の寺である。