白峯寺客殿
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香川県坂出市
香川県指定有形文化財
この客殿は、入母屋造り本瓦葺で内部は、桁行の方向に左右三間つづきに区分した典型的な客殿様式である。左方奥の一段高い六畳は上段の間で床・違い棚・付書院があり、その前に十畳の二の間と十五畳二間床付きの広間が続いている。東と西および南に入側縁があり、その外に濡縁がある。建築年代は明らかでないが、柱・長押・天井など各部の木割がよく、筬欄間・違い棚・付書院の手法にも江戸初期の特色があり、本県内の客殿・書院建築として貴重な遺構である。