瑜祇塔
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香川県坂出市
瑜祇塔の正式名は金剛峰楼閣瑜祇塔であり、金剛智三蔵訳の「金剛峰楼閣一切瑜祇経」に基づいて建立されます。瑜祇経は密教の根本である金剛界と胎蔵界の両部は本来同一のものであるという精神を説いたもので、重要な経典の一つであります。古来より日本仏教は、伽藍建築様式を確立し各地に伽藍が建立されました。伽藍境内の最も特徴的な堂宇が多宝塔形式の塔(四角・六角・八角等の多角形の屋根を持つ建物又、三重・五重・七重、等の多層の屋根を持つ建物)であり、その多宝塔形式の原型とされるものが瑜祇塔で、古の形をインドのストゥーパー(塔)に求めることが出来ます。当、瑜祇塔は元三谷寺 法院 圭應僧正、発願により文政十二年、巳丑、仲春(1829、陰暦2月)当山法印而住僧正代に建立された。