海女の墓

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香川県

志度寺

天武の昔、淡海公藤原不比等は、唐の高宗妃から送られた面向不背の玉が、志度沖で龍神に奪われたため、身分を隠して都から志度の浦を訪れ、純情可憐の海女と恋仲になり、一子房前が生まれた。淡海公から事情を明かされた海女は、瀬戸の海にもぐり龍神とたたかい玉を取り返したが、龍神のため傷つき真珠島で命を果てた。後年大臣となった房前は僧行基を連れて志度を訪れ、千基の石塔を建てて母の冥福を祈ったという、殉愛悲恋のヒロイン海女の墓である。かたわらに五輪の塔と経塚がある。毎年旧暦六月十六日には、大法会が行われ、十六度市が立ち、千三百余年の昔をしのぶ、供養がいななお続けられている。

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