牛屋口
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牛屋口とは、かわった名前ですね。一説によると、巡見使(幕府のお目付)が通ったり、殿様のかわりにこんぴらさんに参詣する使者が通ったので「お使者口」と言っていたとも伝えられています。新しい国道がこんぴらの町なかを通り抜け、広い道が観音寺へ、伊予へと象頭の山すそを西へ走り通じるまでこの牛屋口は栄えていました。観音寺や仁尾からの魚屋が朝早くから魚市を開いたり酒食を商う飲食店も、宿屋も、ここでそれぞれ栄えていました。今はその面影は全く失われ灯篭などの奉納物など有形文化財、重文に指定され、静かな山あいの道が昔を物語っています、大正の終わりころまでは、この灯篭にも灯りがともり、峠道を明るく照らしていたといわれます。