長崎鼻石棺

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香川県坂出市

沙弥島の北西丘陵の先端に位置する弥生時代後期の石棺です。ここからは、西に牛島や本島、北に与島が眺望でき、海上を見渡せる景勝の地に位置しています。この石棺は、昭和六十一年の遊歩道工事に伴い、発見されたもので、平成八年に内部調査が実施されました。石棺幅約六十センチ、長さ約1.9メートルで、主軸は南西方向に配置されています。北東壁が四十センチと狭くなっていることから、埋葬者の頭部を南に配置したものと考えられます。棺の石材には、周辺の岩と同じ花崗岩を使用して側壁としていますが、蓋石は板状安山岩を使用していました。棺内中央に、銅鏇が一点だけ発見されましたが、それ以外の副葬品はありませんでした。ただ棺外に接して弥生後期頃の土器片が発見されたことから、石棺がつくられた時代もこの頃と考えられています。この頃の島内の遺跡としては、タンポ小型石棺や沙弥ナカンダ浜遺跡が確認されています。

(看板引用)

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