大窪寺

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香川県:NO88

(八十八番札所)医王山大窪寺 真言宗大覚寺派 本尊:薬師如来
香川県大川郡長尾町多和字兼割96

医王山大窪寺は阿州に接する窮厳幽藪の地にして 讃岐大川郡長尾町多和に在り今を去る壱千弐百有余年の霊場密教の勝地にして 昔、天正天皇の御宇行基菩薩初めての此の地に来りて留錫持念し給ふ。然れども其の当時、堂宇来た成らざりしかは寺と称するに足らず、後、我が高祖弘法大師遠く滄溟を渡りて唐に入り、青龍秘密灌項に沐して、法身処説の密教を伝え、御帰朝の後、四国八十八ヶ所の霊刹を開き、末代衆生の為に密教結縁の勝所と定め給ふに当り 吾が大師此の地に於て 一字の草庵を建立し 持念の所として自ら一刀三礼の座像 等身の薬師如来を刻みて本尊となし 且つ御巡化の間自ら持し給へる三国伝来の錫杖を納め四国八十八番の霊刹と定め給へり。然るに古来大窪寺と称する所以は 行基菩薩初来の頃、渓間に大なる窪みありしより人之を大窪と呼びたり。寺は実に其の傍に建立されたるを以てなり。その後四方の道俗二聖の徳風を慕ひ、此の寺に参詣する者漸く多く法蓋を蒙り霊験を感ずる者亦数ふるに堪へず。寺門依て栄へ堂宇櫛の如く比ひ、其の盛時に当りては方壱百町分を以て境内とし外門四所に通じ。

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